アニスの効果効能
アニスの効果効能

アニスの効果効能

ストーリー

アニスは古代エジプトやギリシャ時代から、薬草や料理に使われてきた歴史ある植物です。アーユルヴェーダでも欠かせないスパイスの一つです。消化を穏やかにするため、インドでは食後に出されます。精油はとても強く、使いすぎると潰瘍を刺激したりめまいを起こす可能性があります。低濃度で使用するようにしましょう。

植物の特徴

アニスはセリ科の一年草で、エジプトやギリシアが原産とされています。50cm程まで成長します。

ポジティブになる

名前 アニス、アニスシード、アニシード、Anise
学名 Pimpinella Anisum
科名 セリ科
抽出部位 種子
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート トップ~ミドルノート
注意事項 妊娠中・幼児は避ける、刺激強
香り 【スパイス系】温かさと甘さのある、少しピリっとしたスパイス系の香り
主な成分 【フェノールエーテル類】トランスアネトール、アニスアルデヒド、メチルカビコールなど
陰陽 陰陽
心への効能

心を調和させ、ポジティブな気持ちにさせてくれます。ストレスや疲れた心を癒し、前向きに行動できるよう気持ちを高めてくれます。

体への効能

発汗作用、去痰作用、制吐作用、消化促進作用、健胃作用、催乳作用、駆虫作用、殺虫作用、強心作用、刺激作用、分娩促進作用

消化器系を癒す働きがあります。吐き気を緩和したり、消化を穏やかにしたり、お腹のガスを出してくれます。しゃっくりや咳、気管支炎などにもいいと言われています。肝臓への解毒作用や去痰作用にも優れています。鎮痛作用は偏頭痛、筋肉痛にもいいです。

皮膚への効能

肌への効能:抗感染作用
刺激が強いので、肌へはあまり使用されません。抗感染作用が皮膚の感染症にいいと言われています。

おススメ使い方

芳香浴、沐浴、ホームケア

香りの相性がいいブレンド

ハーブ系、柑橘系、スパイス系の香りと相性がいいです。

ハーブ系・・・クラリセージ
柑橘系・・・ベルガモット、マンダリン
フローラル系・・・ラベンダー
スパイス系・・・カルダモン、キャラウェイ、クローブ、コリアンダー、フェンネル
オリエンタル系・・・サンダルウッド
樹木系・・・シダーウッド、プチグレン、ローズウッド、ローレル
樹脂系・・・フランキンセンス、ミルラ

アーユルヴェーダからみた性質

ドーシャ: V-, P+, K-
エネルギー(熱性): 熱性
エネルギー(湿度): 湿性

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